糖尿病の対策のためには、インスリンが必要となります。その方法としては、注射することが一般的だったのですが、最近、飲み薬として使用することができる、経口インスリンが開発されました。
開発したのはカナダの大学で、錠剤として利用できる経口インスリンの開発に成功したとされています。これまでは、いちいち注射しなければいけなかったのですが、飲み薬が実用化されれば、糖尿病患者の方々の、治療に対する負担は非常に減じられる、と言っていいでしょう。
実は、注射という行為は、基本的にストレスにつながります。外食する際、人前で注射するのが恥ずかしかったり、また、単純に痛かったりするからです。ですから、この経口インスリンが実用化されれば、患者の方々の生活の質が非常に向上されると考えられています。
しかし、まだまだ解決するべき問題は沢山あり、吸収するのに時間がかかったり、沢山の量を飲まなければいけなかったりします。そこがクリアされれば、非常に便利なものになるでしょう。