KCB ニュース「vol.20」

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━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ vol.20(2019/11/07)☆
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韓国の電子書籍、紙の書籍と人気異なる
読者層、読書時間帯も調査
毎日経済
2019.11.03
 電子書籍の登場によっていつどんな書籍が読まれているかの統計が可能になった。

月9900ウォンで約5万冊の書籍を無制限に読むことができる電子書籍プラットフォーム「ミリの書斎」のビッグデータを使用して調査を行った。約100万人いる加入者(累積加入者数・無料登録者数)が最も活発に読書をする時間は22時、23時、16時、15時、24時の順だった。夜から深夜までの時間に読書人口が最も多い。

10月一ヶ月間のベストセラーを集計した結果、オフライン・オンライン書店とは異なる様相を見せた。 1位は、映画公開やテレビでの紹介がなかったキム・ヨンハの小説「殺人者の記憶法」だった。 2位は150万部以上売れた、イ・キジュの「言語の温度」となった。 3〜5位は中国の心理学者リュ・シュイアンの「心理学がこんなに役に立つなんて」、イム・ホンテクの「90年生まれが来る」、キム・ジンミョンの「直指」だった。上位には小説と人文書、自己啓発書などが並んだ。

以下6〜8位以降を見ても、大衆的な作家のベストセラーのほか、オフライン書店で注目されていない書籍が多様にランクインしていた。 30位内にランクインした4冊の書籍は、同じ期間で教保文庫のベストセラー50位にも入らない書籍だった。

電子書籍によって書店の売り上げが下がるという懸念もあるが、調査の結果をみると、潜在的な読書人口を増やすという結果もあった。「ミリの書斎」がユーザー750人を対象に行なったアンケート調査によると、約70%のユーザーが「ミリの書斎を利用することで、自分の好みに合った書籍を発見したことがある」と答えた。また約25%のユーザーは、「ミリの書斎で電子書籍を見た後、実際の紙の書籍を購入した」と答えた。チョンマネージャーは、「電子書籍サービスは書籍を読まない人を潜在的な読書人口にさせる機能がいくつかあり、既存の出版市場の補完材のような役割を果たしている」と説明した。

「ミリの書斎」のユーザー1人あたりの月平均利用回数は10〜15回ほどで、一度接続すると平均45分程度読まれていた。またオフライン・オンライン書店と男女別・年齢別利用分布図も異なった。教保文庫の昨年の購入者は男性39.5%、女性60.5%であったのに対し、「ミリの書斎」は、男性47.5%、女性52.5%と比較的男性読者の数が多かった。

教保文庫が40代(30.9%)、30代(28.8%)、20代(22.1%)の順で買い手が多いのに比べ、「ミリの書斎」は20代40%、30代が37%とミレニオム世代が主な読者層となった。

韓国テキスト:
https://news.naver.com/main/read.nhn?mode=LSD&mid=sec&sid1=001&oid=009&aid=0004456431

書籍定価制、電子書籍にも適応
無料ウェブトゥーン存続の危機
韓国経済
2019.11.04
 書籍の割引額を規制する書籍定価制がウェブトゥーンとウェブ小説にも書籍格的に適用される。文化体育観光部傘下の公共機関で、書籍の流通や審議を行う「韓国出版文化産業振興院」が書籍定価制を守らない企業は申告すると発表した。ウェブトゥーンとウェブ小説業界では、書籍定価制は書店を守るために制定した法律であるため、書店で売っていないウェブトゥーン・ウェブ小説に書籍定価制を強要するのは理に合わず、業界と消費者に被害を招くと強く反発してている。

先月23日、韓国出版文化産業振興院の出版流通審議委員会は、「10月から電子出版物の価格が、表示に準拠するかどうかを把握し、法に違反した事業者は地方自治団体に届け出る」という内容の公文書を電子書籍流通会社などに送った。今回の決定は、国際標準図書番号(ISBN)を与えられ、書籍に分類されたウェブトゥーン・ウェブ小説の書籍定価制遵守を目指するという趣旨だ。

電子出版物の書籍定価制を厳密に適用するという公文書が公開されるとウェブトゥーン・ウェブ小説の読者の間では「無料ウェブトゥーンとウェブ小説が消える」という懸念がでている。

ウェブトゥーン・ウェブ小説業界では「ウェブトゥーンに書籍基準を突きつけるのは話にならない」と反発している。ウェブトゥーン・ウェブ小説プラットフォーム企業の多くは、これまでのコンテンツ管理のためにISBNの発給を受けてきた。書籍化するためではなかったという話だ。作家やジャンルを管理するための手段として、当時はISBNのほかになかったというのが業界の説明だ。 韓国ウェブトゥーン産業協のキム会長は「一部のポータルサイト業者が管理を容易にしようとウェブトゥーンを掲載する際にISBNをつけた」とし「ほかに分類するシステムがなかったためISBNを利用しただけなのに、突然書籍定価制対象とは納得がいかない」と語った。

出版流通審議委員会の関係者は、「(該当公文書は)ISBNを受けたウェブトゥーン・ウェブ小説の価格は、表示を遵守してほしいという趣旨」とし、「無料ウェブトゥーンがなくなるとは思わない」と述べた。

ウェブトゥーン・ウェブ小説の業界関係者は、「ようやく定着し、海外での事業を拡大しようとする状況なのに元値の表示を強制する措置はあまりにも唐突」と述べた。韓国ウェブトゥーン産業協会の関係者は、「近所の書店などのオフライン書店が減るのは、産業構造上避けられないものなのに、今回の規制は新興企業のプロモーションを妨げることになる」とし「来月の書籍定価制合意内容を見て声明を出すか検討する」と明らかにした。

韓国テキスト:
https://news.naver.com/main/read.nhn?mode=LSD&mid=sec&sid1=001&oid=015&aid=0004235097

BTS兵役免除なしの見通し
「兵役特殊制度」改善案、今月中に発表
アジア経済
2019.11.03
 国防部と兵務庁など関係省庁合同で立ち上げた兵役特例タスクフォース(TF)が「兵役特殊制度」改善案を今月中に発表する予定である。芸術・スポーツ分野は、既存の枠組みを維持する一方で、BTSなど大衆芸術分野に関する分野は新設しない見通しが濃厚である。

3日、制度改善のタスクフォース関係者によると、兵役特例の見直し案が早ければ今月中旬には大枠が決まる予定だ。改善案によると、▲オリンピック3位以上の入賞者▲アジア大会1位入賞者に兵役恩恵を与える現行スポーツ要員制度は、従来の制度を維持する方針だ。 ▲国際芸術コンテスト2位以上の入賞者▲国内芸術コンテスト1位入賞者などの芸術要員も既存の枠組みを大きく変えずに実績を認められている大会だけが一部調整される見込みだ。

ただしBTSのように海外で名を馳せた大衆芸術界のスターに対しては兵役特例を付与するのは難しいと結論を下したことが分かった。複数のタスクフォースの関係者は、「大衆芸術分野の場合、オリンピックや国内外の芸術コンテストのような評価基準が明確な大会を選定するのが容易ではない」と懐疑的な反応を見せた。

政界の一部では「BTSはビルボードチャート1位になるなど海外ファンから爆発的な人気を得ており、韓流文化と韓国のイメージを高め、国威宣揚に寄与した」とし「このような功績はオリンピックの金メダルと同じくらいすばらしいもので、兵役特例を与えるべきだ」と主張もでていた。

また一部では、大衆芸術界というジャンル自体はなくても、上記の業績を考慮してBTSにのみ特例を与えなければならないという主張もあった。これは、FIFAワールドカップや野球のWBCのように、特定の大会の成果をもとに恩恵をうける人員を拡大した過去の事例もあるという主張もあった。

タスクフォースの関係者は、「産業分野や専門研究分野などの兵役特例結果まで含めて近いうちに結果を発表する予定だ」と語った。
韓国テキスト:
https://news.naver.com/main/read.nhn?mode=LSD&mid=sec&sid1=001&oid=277&aid=0004565290